「IF」は、エクセルやスプレッドシートで使われる条件分岐の関数です。「IF」関数を使うことで、特定の条件が満たされた場合には特定の値を、そうでない場合には別の値を返すことができます。

「IF」関数の構文は次のようになります。

IF(条件, 値1, 値2)
条件: 真偽値を返す式です。真の場合は値1を、偽の場合は値2を返します。
値1: 条件が真の場合に返される値です。
値2: 条件が偽の場合に返される値です。
例えば、次のように使うことで、A1セルの値が100より大きければ「大きい」を、そうでなければ「小さい」を返すことができます。

=IF(A1>100, "大きい", "小さい")
「IF」関数は、1つだけではなく、複数の条件を指定することもできます。例えば、次のようにすることで、A1セルの値が100より大きい場合は「大きい」、50より大きい場合は「普通」、それ以外は「小さい」という値を返すことができます。

=IF(A1>100, "大きい", IF(A1>50, "普通", "小さい"))
「IF」関数を使用することで、データを分析したり、条件に応じて値を変更したりすることができます。