「IFERROR」と「IFNA」は、エクセルやスプレッドシートで使える条件分岐関数です。

「IFERROR」関数は、指定した式を評価し、その結果がエラー値である場合に、指定した値を返す関数です。例えば、次のように使用することができます。

=IFERROR(A1/B1, 0)

この例では、A1/B1 の値を評価し、その結果がエラー値である場合に 0 を返すようにしています。

「IFNA」関数は、指定した式を評価し、その結果が「#N/A」エラー値である場合に、指定した値を返す関数です。例えば、次のように使用することができます。

=IFNA(VLOOKUP(A1, C1:D5, 2, FALSE), 0)

この例では、A1 の値を C1:D5 の範囲で検索し、結果が「#N/A」エラー値である場合に 0 を返すようにしています。

「IFERROR」関数と「IFNA」関数は、エラー値が発生する可能性がある計算や検索を行う場合に便利です。エラー値が発生した場合に、指定した値を代わりに返すことで、エラー値が表示されるのを防ぐことができます。