エクセル・スプレッドシートで使える関数「PERCENTRANK」とは

「PERCENTRANK」は、エクセルやGoogle スプレッドシートなどで使われる統計関数です。この関数を使うと、あるデータセットの中で、指定した値が占める割合を求めることができます。

使い方は、次のようになります。

PERCENTRANK(データセット, 値, 小数点以下桁数)

「データセット」には、解析したいデータを指定します。「値」には、割合を求めたい値を指定します。「小数点以下桁数」には、結果を小数点以下いくつまで表示するかを指定します。省略すると、デフォルトでは 3 桁まで表示されます。

例えば、次のようなデータセットがあるとします。

このデータセットの中で、値 3 が占める割合を求めるには、次のようにします。

=PERCENTRANK(A1:B5, 3)

これで、値 3 が占める割合が求められます。

「PERCENTRANK」は、データセットの中で、両端も含めて計算される関数です。つまり、データセットの全ての値を使って計算されます。

他にも、「PERCENTRANK.INC」や「PERCENTRANK.EXC」といった、値が占める割合を求める関数もあります。使い方は、「PERCENTRANK」とほぼ同じですが、両端を含むか否かが異なりますので、使い分ける必要があります。