「SKEW.P」関数を使用することで、指定したセル範囲のデータから歪度を計算することができます。歪度とは、データが正規分布をしているかどうかを表す指標です。正規分布とは、データが平均値を中心に左右対称に分布していることを意味します。

歪度が正の値をとると、データの分布が左に偏っているということを意味します。つまり、データの大部分が平均値より小さい値をとっていることを意味します。逆に、歪度が負の値をとると、データの分布が右に偏っているということを意味します。つまり、データの大部分が平均値より大きい値をとっていることを意味します。

「SKEW.P」関数を使用するには、次のように記述します。

SKEW.P(セル範囲)

セル範囲には、歪度を計算するためのデータを含むセルの範囲を指定します。例えば、A1セルからA10セルにデータが入力されている場合、セル範囲を「A1:A10」とすることで、このデータから歪度を計算することができます。

使用例:

A1セルからA10セルにデータが入力されている場合、次のように記述することで、このデータから歪度を計算することができます。

=SKEW.P(A1:A10)

注意点として、「SKEW.P」関数は、指定したセル範囲のデータが正規分布をしているかどうかを判断するために、データの標準偏差を使用します。