「HYPGEOM.DIST(HYPGEOMDIST)」は、エクセルやGoogle スプレッドシートなどで使用できる関数で、二項分布の確率を計算するものです。

二項分布とは、n 回の試行を行い、k 回成功する確率を表す分布のことです。「HYPGEOM.DIST」関数では、n 回の試行を行い、k 回成功する確率を求めることができます。

使い方は次のようになります。

HYPGEOM.DIST(x, n, k, m)

  • x: 成功する回数
  • n: 試行回数
  • k: 成功する可能性のある回数
  • m: 失敗する可能性のある回数

例えば、10 回の試行を行い、5 回成功する確率を求めるには、次のように計算します。

HYPGEOM.DIST(5, 10, 5, 5)

これにより、5 回の成功確率が計算できます。

注意点として、「HYPGEOM.DIST」関数は、成功する回数が整数である必要があります。また、試行回数や成功する可能性のある回数、失敗する可能性のある回数も、正の整数である必要があります。