「T.DIST.RT」は、Excel および Google スプレッドシートで使用される統計関数です。「T.DIST.RT」は、「T.DIST」関数と同様に、スチューデントT分布を扱うために使われます。

「T.DIST.RT」関数は、スチューデントT分布における値を指定した確率に変換するために使用されます。これにより、ある確率が所定の範囲内にある x 値を求めることができます。

「T.DIST.RT」関数の書式は次のようになります。

=T.DIST.RT(probability, degrees of freedom)

ここで、probability は確率を示す数値です。degrees of freedom は自由度を示します。

例えば、以下のように使用します。

=T.DIST.RT(0.95, 10)

この例では、自由度が 10 のスチューデントT分布において、確率が 0.95 の x 値を求めます。

「T.DIST」と「T.DIST.RT」のちがい

「T.DIST」関数と「T.DIST.RT」関数は、お互いに逆の関係を持ちます。「T.DIST」関数は、x 値から確率を求めることができますが、「T.DIST.RT」関数は、確率から x 値を求めることができます。

「T.DIST」関数は、スチューデントT分布の累積密度を計算するために使用されます。「T.DIST」関数の書式は、次のようになります。

=T.DIST(x, degrees of freedom, cumulative)

ここで、x はテストされる値です。degrees of freedom は自由度を示します。cumulative を「TRUE」にすると、累積密度を返します。「FALSE」にすると、個別の確率密度を返します。

一方、「T.DIST.RT」関数は、スチューデントT分布における値を指定した確率に変換するために使用されます。「T.DIST.RT」関数の書式は、次のようになります。

=T.DIST.RT(probability, degrees of freedom)

ここで、probability は確率を示す数値です。degrees of freedom は自由度を示します。

「T.DIST.2T」と「T.DIST.RT」のちがい

「T.DIST.2T」と「T.DIST.RT」は、Excel および Google スプレッドシートで使用される統計関数です。これらの関数は、スチューデントT分布を扱うために使われます。

「T.DIST.2T」関数は、スチューデントT分布の累積密度を計算するために使用されます。「T.DIST.2T」関数の書式は、次のようになります。

=T.DIST.2T(x, degrees of freedom)

ここで、x はテストされる値です。degrees of freedom は自由度を示します。

一方、「T.DIST.RT」関数は、スチューデントT分布における値を指定した確率に変換するために使用されます。「T.DIST.RT」関数の書式は、次のようになります。

=T.DIST.RT(probability, degrees of freedom)

ここで、probability は確率を示す数値です。degrees of freedom は自由度を示します。

「T.DIST.2T」関数と「T.DIST.RT」関数は、お互いに異なる目的で使用されます。「T.DIST.2T」関数は、x の値が正か負かにかかわらず、スチューデントT分布の累積密度を計算するために使用されます。一方、「T.DIST.RT」関数は、確率から x 値を求めるために使用されます。