「FREQUENCY」は、エクセルやスプレッドシートで使える関数で、データを頻度分布表として表示することができます。

「FREQUENCY」関数は、次のような形式で使用します。

=FREQUENCY(data_array, bins_array)

「data_array」には、頻度分布表を作成したいデータを入力します。「bins_array」には、データを分類する際に使用する境界値を入力します。

「FREQUENCY」関数は、「data_array」のデータを「bins_array」の境界値で区切り、それぞれのデータが属する区間を特定し、その区間に属するデータの数を返します。

たとえば、次のようなデータがあるとします。

50, 60, 70, 80, 90, 100

このデータを、70以下、70より大きい値の2つの区間に分ける場合、「FREQUENCY」関数は次のように使用します。

=FREQUENCY(A1:A6, {0, 70, 100})

この場合、「FREQUENCY」関数は、次のような結果を返します。

2, 3

この結果から、「data_array」のデータのうち、70以下の値が2つ、70より大きい値が3つあることが分かります。