「MAXIFS」という関数は、エクセルやスプレッドシートで使える数値関数です。この関数は、複数の引数を入力として受け取り、それらの引数を基にした条件に合致する数値の中で最大値を返すものです。

「MAXIFS」関数を使うには、次のように記述します。

=MAXIFS(数値, 条件1, 値1, 条件2, 値2, …)

例えば、数値1, 数値2, 数値3がそれぞれ2, 3, 4で、それぞれに対応する文字列が”A”, “B”, “C”である場合、条件として、文字列が”B”であるもののみを対象にしたい場合、次のように記述します。

=MAXIFS(A1:C1, A2:C2, "B")

これにより、3が返されます。

「MAXIFS」関数は、複数の条件を指定することもできます。例えば、数値1, 数値2, 数値3がそれぞれ2, 3, 4で、それぞれに対応する文字列が”A”, “B”, “C”である場合、条件として、文字列が”B”であるものの中で、最大値を求める場合、次のように記述します。

=MAXIFS(A1:C1, A2:C2, "B", A1:C1, ">2")

これにより、3が返されます。

注意: 「MAXIFS」関数は、Excel 2007以降で使用できます。また、「MAXIFS」関数は、複数の条件を指定することができますが、条件の数には制限がありますので、ご注意ください。