「SLOPE」は、Excel および Google スプレッドシートの両方で使用できる統計関数です。この関数は、2 つの変数の間の関係を表す直線の傾きを計算するために使用されます。

「SLOPE」関数の使い方は次のとおりです。

SLOPE(known_y's, known_x's)

  • known_y’s: 対応する x 値とともに与えられる y 値を含むセル範囲を指定します。
  • known_x’s: 対応する y 値とともに与えられる x 値を含むセル範囲を指定します。

「SLOPE」関数は、指定された x 値と y 値のセットから直線近似を使用して、直線の傾きを計算します。

例えば、A1からA10に x 値、B1からB10に y 値が入力されているとします。x 値と y 値の間の直線の傾きを計算するには、次のように記述します。

=SLOPE(B1:B10, A1:A10)
「SLOPE」関数は、指定された x 値と y 値のセットから直線近似を使用して、直線の傾きを計算します。傾きが正の場合、x 値が増加すると y 値も増加することを示します。傾きが負の場合、x 値が増加すると y 値は減少することを示します。傾きが 0 の場合、x 値と y 値の間には相関関係がないことを示します。