「GROWTH」とは、Microsoft Excel および Google Sheets で使用できる関数です。この関数は、データセット内に含まれる値をもとに、過去の値から未来の値を予測するためのものです。
「GROWTH」関数は、次の形式で書きます。
GROWTH(known_y's, [known_x's], [new_x's], [const])
ここで、「known_y’s」は、過去の値である知っている y 値を表すセル範囲を表す引数です。「known_x’s」は、対応する x 値を表すセル範囲を表す引数です。「new_x’s」は、予測したい x 値を表すセル範囲を表す引数です。「const」は、省略可能な引数で、予測式に使用する定数を指定するものです。
例えば、次のように記述することで、過去のデータから未来の y 値を予測することができます。
=GROWTH(A1:A5, B1:B5, C1:C3)
この例では、セル範囲 A1:A5 の値をもとに、セル範囲 B1:B5 の対応する x 値と、セル範囲 C1:C3 の新しい x 値を使用して、未来の y 値を予測しています。
「GROWTH」関数は、Excel および Google Sheets で利用できますが、注意すべきは、どちらのプログラムでも使用する際の記述方法が異なるということです。Excel では、「GROWTH」関数を使用する場合は、「=GROWTH」と記述しますが、Google Sheets では、「=GROWTH」と記述することで、同じように「GROWTH」関数を使用することができます。