「SECOND」は、エクセルやスプレッドシートで使用できる時間関数です。この関数を使用すると、指定した時刻から秒数を取得することができます。
書式は次のようになります。
SECOND(serial_number)
引数「serial_number」には、時刻を表す数値を指定します。この数値は、日付と時刻を表す「日付シリアル値」と呼ばれるもので、日付を1日を1として数値化したものです。日付シリアル値は、1900年1月0日からの経過日数を小数点以下2桁で表したものです。例えば、2022年1月1日は、43,545日目であり、日付シリアル値は43,545.00です。
使用例を見てみましょう。
A1セルに「2022/1/1 12:34:56」という時刻が入力されているとします。この時刻を日付シリアル値に変換するには、次のように計算します。
=DATE(YEAR(A1), MONTH(A1), DAY(A1))+TIME(HOUR(A1), MINUTE(A1), SECOND(A1))
この結果、A1セルの日付シリアル値は43,545.53です。これを「SECOND」関数の引数に指定すると、A1セルの時刻から秒数を取得することができます。
=SECOND(A1)
この計算式の結果は56です。
「SECOND」関数を使用することで、指定した時刻から秒数を取得することができます。また、日付シリアル値を使用することで、時刻を数値として表すこともできます。