「MODE.MULT」は、エクセルやスプレッドシートで使用できる関数です。この関数は、与えられた数値の集合から最も頻繁に発生する数値を返しますが、「MODE」関数と異なり、複数の数値が最頻値となる場合は、すべての最頻値が返されます。

「MODE.MULT」関数の使い方は次のようになります。

MODE.MULT(数値1, 数値2, …)
たとえば、次のように使用します。

=MODE.MULT(1, 2, 3, 3, 3, 4, 4)
この場合、「MODE.MULT」関数は「3」を返します。

注意:「MODE.MULT」関数は、数値だけでなく文字列も扱えますが、文字列ではアルファベット順に並べ替えられた後に計算されます。また、「MODE.MULT」関数は、数値以外の値が含まれる場合、エラー値「#N/A」を返します。