「PERCENTILE」は、エクセルやスプレッドシートで使える統計関数です。この関数は、指定したデータセットの特定のパーセンタイル値を返します。

パーセンタイルとは、データを100分割したときの特定の分割点のことを指します。例えば、データを50分割したとき、50分割目の値を50パーセンタイル値と呼びます。

「PERCENTILE」関数を使用すると、指定したデータセットのパーセンタイル値を簡単に求めることができます。

使い方は以下のようになります。

PERCENTILE(データセット, パーセンタイル)
「データセット」には、解析したいデータを指定します。「パーセンタイル」には、求めるパーセンタイル値を指定します。この値は、0から1の間の小数で指定します。例えば、50パーセンタイル値を求めるには、「0.5」を指定します。

例えば、A列に1から10までの数字が入っているとします。次のように記述することで、A列の50パーセンタイル値を求めることができます。

=PERCENTILE(A1:A10, 0.5)
この例では、A列の50パーセンタイル値は5です。

注意点として、「PERCENTILE」関数は、データセットを昇順で並べたときのパーセンタイル値を求めます。つまり、データセットを昇順に並び替えてから、「PERCENTILE」関数を使用することで、正しい結果を得ることができます。

また、「PERCENTILE」関数は、データセット内に存在する値と同じ値がある場合、その値を返します。

例えば、A列に1から10までの数字が入っているとします。次のように記述することで、A列の50パーセンタイル値を求めることができます。

=PERCENTILE(A1:A10, 0.5)
この例では、A列の50パーセンタイル値は5です。

「PERCENTILE」関数を使用すると、データセット内のデータを100分割したときの特定の分割点の値を求めることができます。これは、データを分析する上で非常に便利な機能です。

また、「PERCENTILE」関数は、「PERCENTILE.INC」関数と似ていますが、「PERCENTILE.INC」関数と異なり、データセット内に存在する値と同じ値がある場合、その値を返すようになっています。

使い方や注意点は、「PERCENTILE.INC」関数と同様です。