「INTERCEPT」は、2 つのデータセットの間の線形回帰直線の切片を求める関数です。

具体的には、2 つのデータセットの間にフィットする直線の式 y = ax + b を考えます。このとき、「INTERCEPT」関数は、この直線の切片 b を求めることができます。

使い方は、次のようになります。

INTERCEPT(known_y's, known_x's)
「known_y’s」は、y 軸方向のデータセットを表す引数です。「known_x’s」は、x 軸方向のデータセットを表す引数です。この 2 つの引数は、同じ個数のデータポイントを表す必要があります。

例えば、次のように使用すると、y = 2x + 1 の直線の切片を求めることができます。

=INTERCEPT(A1:A10, B1:B10)
この例では、セル A1 から A10 には y 軸方向のデータセットが、セル B1 から B10 には x 軸方向のデータセットが入力されているものとします。