SUMIFS 関数は、Excel や Google Sheets のようなスプレッドシートアプリケーションで使用される、複数の条件を満たすセルの値を合計するための関数です。この関数は、複数の 2 つの要素からなる引数の組を受け取ります:
- 合計対象とするセル範囲
- 条件となるセル範囲
- 条件となる値
SUMIFS 関数は、合計対象とするセル範囲内で、複数の条件をすべて満たすセルの値を合計した結果を返します。
例:
=SUMIFS(A1:A10, B1:B10, “>100”, C1:C10, “apple”)
上記の例では、A1 から A10 までのセル範囲内で、B1 から B10 までのセル範囲内の値が “>100” の条件を満たすセルと、C1 から C10 までのセル範囲内の値が “apple” のセルを合計した結果が返されます。
SUMIFS 関数は、スプレッドシートで複数の条件を満たすセルの値を合計する場合によく使用されます。また、他の関数と組み合わせることで、さらに複雑な計算を行うこともできます。
補足:
SUMIFS 関数は、Excel 2007 以降で使用可能です。Excel 2003 以前では、SUMIF 関数を複数回使用することで、同様のことができます。また、Google Sheets でも使用可能です。
使用方法:
SUMIFS 関数は、次のように書式を指定して使用します。
=SUMIFS(合計対象とするセル範囲, 条件となるセル範囲1, 条件となる値1, 条件となるセル範囲2, 条件となる値2, …)
合計対象とするセル範囲: 合計するセル範囲を指定します。
条件となるセル範囲: 条件を満たすセルを指定するセル範囲を指定します。
条件となる値: 条件を満たすセルを決定する値を指定します。
複数の条件を指定する場合は、上記の書式に従って、条件となるセル範囲と条件となる値を追加します。追加できる条件の数は無制限です。
例文
SUMIFS 関数を使用して、A1 から A10 までのセル範囲内で、B1 から B10 までのセル範囲内の値が “>100” の条件を満たすセルと、C1 から C10 までのセル範囲内の値が “apple” のセルを合計する例:
=SUMIFS(A1:A10, B1:B10, “>100”, C1:C10, “apple”)