「T.TEST(TTEST)」は、エクセルや Google スプレッドシートで使える統計関数です。この関数は、2 群間の平均差が有意差があるかどうかを検定するために使われます。

「T.TEST」関数は、以下のように記述します。

T.TEST(array1, array2, tails, type)
ここで、「array1」と「array2」は、2 群のデータを表す配列を示します。「tails」は、帰無仮説を検証する際に、片側検定か両側検定かを指定します。「type」は、標本の等分散性を指定します。

例えば、A1〜A5 に群 1 のデータ、B1〜B5 に群 2 のデータが入力されているとします。このとき、両側検定を行い、標本の等分散性があると仮定する場合、次のように記述します。

=T.TEST(A1:A5, B1:B5, 2, 1)
「T.TEST」または「TTEST」関数は、假設検定でよく使われます。詳しくは、統計学の教科書や資料を参照するとよいでしょう。