「NOT」は、条件を反転させる関数です。使い方は、以下のようになります。

=NOT(条件)
例えば、あるセルの値が数字の 1 であるかを判定し、そうであれば「真」、そうでなければ「偽」を返す場合、以下のように記述します。

=NOT(A1=1)
この例では、セル A1 の値が 1 ならば「偽」を、1 以外ならば「真」を返します。

「NOT」関数は、条件を反転させることができるため、「IF」関数や「SWITCH」関数と組み合わせて使用することができます。例えば、あるセルの値が 1 以外の場合にのみ特定の値を返す場合、「IF」関数を使用すると以下のように記述することができます。

=IF(A1<>1, "1 以外", "1")
このように記述する代わりに、「NOT」関数を使用すると、以下のように記述することができます。

=IF(NOT(A1=1), "1 以外", "1")
「NOT」関数を使用することで、条件を反転させることができるため、記述が簡単になる場合があります。