NORM.INV(NORMINV)関数は、Excel および Google スプレッドシートで、正規分布に従う乱数を生成するために使用されます。
この関数は、指定された確率 (p) の値を基に、正規分布上の標本値 (x) を求めることができます。
使い方は次のようになります。
NORM.INV(p, mean, standard_dev)
- p: 確率の値 (0 <= p <= 1)。
- mean: 正規分布の平均値。
- standard_dev: 正規分布の標準偏差。
例えば、平均値が 50、標準偏差が 10 の正規分布から、確率 p=0.95 の値を求めるには、次のようにします。
=NORM.INV(0.95, 50, 10)
この場合、結果として、正規分布上で確率 p=0.95 の値は 84.13447460685429 となります。
NORMINV 関数は、NORM.INV 関数と同様の働きをしますが、Google スプレッドシートでのみ使用できます。使い方は、NORM.INV 関数と同じです。